ごあいさつ
【アーシングと地球の風 -その歩み- 】
日本で最初の「アーシンググッズ専門店」として、2015年にオープンした「(株)地球の風」は今年の12月をもって満2年を迎えます。
今日になって信頼と実績のブランドとして一定の評価を頂くことが出来るようになりましたが、最初の頃は、「アーシンググッズ」と言っても国内ではほとんど知られておらず、勿論「アーシンググッズ」という呼び名すらもありませんでした。
それらしき物と言えば、一部の電磁波関連会社が導電性マットを適宜のサイズに切っただけのものが唯一の商品でした。
それに一本のアースコードが付けられ、アース接地には検電テスターを用い漏電等の安全を確認した上で、コンセントにつないで接地させるといった方法が提案されていました。
はじめの頃はこうした方法による時代でしたが、ここに初の「アーシンググッズ、オンリーショップ」として、オリジナル商品の専門店として弊社のAmazonネットショップ「地球の風」がオープンいたしました。
しかし最初は、製品となるアーシンググッズのすべてが一からのスタートとなりました。
それまで国内においてアーシンググッズの製作を手掛け、このように多種多様の商品を専門に扱うところがなかったからです。
アーシングという概念を知ったのは弊社がショップをオープンする半年ほど前のことで、当時、創始者であるアメリカのクリントンオーバー氏が著した著書を「アーシング大使」として日本に紹介したエハン・デラヴィ夫妻の翻訳本「アーシング」が最初の出会いになりますが、この時がアーシングが日本に初上陸した時とも言えるようです。
出版記念の説明会等にも参加し広く知識を学びながら、米国において発見・開発され、ある程度研究が進んだ「アーシング」というものを真摯に受け止めながら、これにふさわしいグッズ提供に関心を持ってアーシングの発展に参画すべく精魂を込めて取り組むことになりましたが、何から何までが初の試みとなりました。
商品製作に関しては自らで調査し考案して、試作・試験といったプロセスを繰り返しながら、一つ一つの製品を完成させていくことになります。
今ではひとつの商品を真似た同じような中国製のアーシンググッズが多く出回り、商品によってはとても安価で手に入るため、それらを仕入れて販売している業者も多く見受けられます。
しかし外形的には同じようなものであっても弊社の商品とは全く別物ということができます。
弊社は以前アーシング発祥の米国からアーシンググッズを購入販売することも検討しましたが、種類も多くなく当時からほとんど中国産のものが売られていたと言う事実を知って見合わすことになりました。
中国が関与する場合商品の品質をはじめ信用できる仕入れルートが確保され難いので、もし販売商品として品質等の責任を考えた場合、表面的には形状や商品写真は米国で販売される商品と同じようなもの(勿論パクリです)が使用されていても、中国においては信じられないほどの安価で売られているものが多く、こうした製品はやはりそれだけのものだと分かったので、弊社においてこうした商品は厳選されたものと品質確認が出来ないもの以外は取り扱わないことにしました。
弊社はこうしたことからも、事業者として真っ先に日本製品の質を重視し使用目途に合った商品の開発にこだわることが大切であることを学びました。必要と考えられるグッズは可能な限り国内生産により、使い勝手が良く安心して使用できるもの、加えて日本の技術や優れた材質による良品質のものをできるだけ安い価格で提供したいと言う理念のもと、いくつかの地球の風ブランドを生み出しました。
こうした商品はすべて国内生産となり、一部の同業者が外国(中国等)から製品を仕入れて自社シールを貼付しただけのものや、アースコードに手を加えてあたかも自社ブランドとして転売している「使い捨て」商品とは同じものではありません。
実際に地球の風における商品の点検は、商品としての信頼と品質を守るために正確なデータが確認できない商品等についての組成検査をはじめ、例えば200回分の洗濯テスト(週一回として約4年分)による摩耗度合いや洗濯を重ねての耐久性についても検査し、洗濯回数ごとの帯電性能についてまで専門家による特殊機械にかけた導電チェックなどを行っています。
このように地球の風の商品はすべて自らが手をかけ品質管理したもので、ご利用になれる方が便利で使いやすいもの、そして安心して使用できる商品を提供することをモットーにしており、アーシングシーツはじめアーシングマットやコードなど商品のすべてに見られるように、随所に独創的なアイデアの詰まったオリジナル商品として、創作工夫され製品化され続けてきたものばかりです。
これらの商品は、今日では「地球の風」ブランドとして一定の評価と信用を得、病院はじめ診療所、各種施術院、さらに学校等の公的機関からも引き合いが来るなど、代理店を通じた卸販売も行われています。